タイヤ 選び方

2021年8月16日

私は車通勤で毎日、往復120キロ近く走っています。年間の走行距離にすると、120キロ × 20日/月 × 12か月=28,800キロ。つまり、年間3万キロ近く走っている計算になります。

しかも、通勤ルートが冬場は積雪のあるルート。なので、毎年スタッドレスタイヤとラジアルタイヤを買っています。とはいうものの、手取り30万円でやりくりしている生活なので、タイヤを買う時は、色々と悩みつつ選びました。


TIREHOOD|タイヤフッド

スタッドレスタイヤの選び方

今まで履いたスタッドレスタイヤは、ブリジストン、ヨコハマ、ミシュランの3つ。

他にもいろんなタイヤがありますし、安いタイヤももちろんあります。しかし、長距離を運転する私にとっては、途中で事故を起こすのが一番怖いことで。そして、事故を起こした場合のことを考えると、その後にかかる諸々の費用や負担は決して安くないです。そう考えると、タイヤは安いほうがお財布には優しいけど、長い目で見た場合、値段だけで決めるほうが、かえって高くつくと思っています。そういうことから、多少値段は高くても、リスクの少ないタイヤを選ぶようにしています。

ちなみに、先ほど挙げた3つのタイヤの中で、一番いいと思ったのは、ブリジストンのスタッドレスタイヤ。あくまで個人的な感想になるのですが、雪道でブレーキを踏んだ時、横滑りすることもなく、まっすぐに進んで止まってくれたので、安心感は一番でした。

なんですが、ブリジストンのタイヤって、他のメーカーと比較すると、値段が高いんですよね。

以前、タイヤショップの店員さんに理由を聞いたところ、ブリジストンは、他のメーカーよりもブリジストンの利益率が高い、とのこと。なので、お店側としても値段を下げると、お店の利益が減るので、あまり値引きできない、そう話されてました。

なので、一番のおすすめはブリジストンですが、やはり値段がネックになる、というのであれば、ブリジストンの次におすすめなのは、ヨコハマかダンロップでしょうか。ダンロップは履いたことはないのですが、昨シーズンのスタッドレスタイヤのcmなどを見ると、結構性能が良いイメージを持ちました。なので、ブリジストンがベストだけど、費用は抑えたい、というのであれば、個人的には、ヨコハマかダンロップを推しますね。


TIREHOOD|タイヤフッド

安い、という意味では、最近では海外製のスタッドレスタイヤも出てきています。

私は、一度だけミシュランのスタッドレスタイヤを履いたことがあります。

ミシュランのスタッドレスタイヤは、ゴム質が硬化なのが特徴。ゴムが硬ければ、タイヤの減りも少ないので、長期間持つかも。そう思って買ったタイヤです。

実際、タイヤの減りは、国産のタイヤと比較すると少ないです。

ですが、だからといって、スタッドレスとしての機能が長期間持つか、というと、溝の減りと雪道での機能とはいっしょではなかったですね。

なので、ミシュランのスタッドレスタイヤの場合ですが、溝があるからといって、まだまだ雪道でも大丈夫、という思い込みはしないほうがいいですね。

ただ、スタッドレスタイヤについては、先程も書いたように、事故を起こした時のリスクをよく考えた上で、タイヤ専門店の店員さんに相談したりして、自分の財布と相談しつつ、決めればよいのではないでしょうか。

ラジアルタイヤ

続いて、ラジアルタイヤの話をしようと思います。

ラジアルタイヤの場合は、スタッドレスタイヤほど、シビアに考える必要はないかな、と思っています。

私は、ジムニーに乗っていたこともありますし、suvの車に乗っていたこともあります。今は、家族がいるので、乗っているのはミニバンです。

最近、ミニバンの車のタイヤを交換しました。

よくミニバン仕様のタイヤ、というフレーズを見聞きするのですが、正直そんなに大差がないのでは、と思ってました。値段的にもそんなに差がないので、それなら安いほうがいい、そういう思いもありました。

そう思っていたのですが、店員さんと話をしていたところ、ミニバン仕様のタイヤのほうが、タイヤの片減りの持ちが違う、とのこと。

実際にそれまで履いていた、サイズは同じだけどミニバン専用ではないタイヤを見て、これがミニバン仕様のタイヤなら、もう少し持ちます、と。

その時見ていたのは、ブリジストンで普通車仕様の56000円(税込)と、同じくブリジストンでミニバン仕様の60000円(税込み)の2つ。つまり、値段の差としては、4000円。

持ちの違いを、走行距離にしてどれくらい?と聞くと、さすがに使い方や乗り方によって差があるので、と具体的な距離を言うのは難しい、とのこと。しかし、その後、普通に乗るのであれば、あと1年は持つ、とのことでした。

1年持つなら、4000円の差は大きい、ですよね。

同じことは、suv車やジムニーのような車の場合にも言えそうです。

私は、登山が趣味で、時々林道などを走ることがありました。そんな時、やはりオフロード仕様のタイヤでないと、車はパワーを出しても、そのパワーをダイレクトに道に伝えられないと、滑ってしまうんです。なので、オフロードを走る機会がないのであればいいのですが、もし、suvなどの車に乗っているのであれば、それに合ったタイヤを選んだほうが、いざという時に後悔しなくてすみます。せっかく、登山に出掛けたのに、途中の山道でタイヤがはまってしまったらイヤじゃないですか。

なので、タイヤによっては、○○仕様といったタイヤがあったりしますが、その場合、車にあった仕様のタイヤがあるのであれば、長い目でみればそっちのほうがお得、といえると思います。

 


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