キャッシュレス決済 トラブル対策
今回の内容は、節約とは違いますが、キャッシュレス決済を節約手段の1つとして使っている方もいると思います。
そうした方にとって、停電や通信障害のようなトラブルが発生した場合、どうすれば良いのか困ることもあると思います。
今回は、そうしたトラブルが発生してもバタバタすることのないよう、リスクを低減する方法を紹介します。
キャッシュレス決済は、主な支払方法として、クレジットカード決済、電子マネー、コード決済の3つの方法があります。
それぞれメリット、デメリットがありますが、ここでは停電や通信障害のトラブル発生時のメリット、デメリットについて、比較したいと思います。
まず、停電時に利用できるかどうか。
これは、店舗側のレジや決済端末が使えなくなるため、クレジットカードや電子マネーの決済は利用できません。ただ、コード決済においては、自分でqrコードを読み込み、金額を入力する「ユーザースキャン方式」を採用している店舗なら利用できる可能性があります。
では、通信障害の場合はどうでしょうか。
こちらは、停電時とは逆にコード決済のほうが使えなくなります。クレジットカード決済や電子マネーは、店舗側の通信回線の状態次第なので、ユーザーの通信障害は障害にならないためです。
ただ、Apple PayやGoogle Payといった、モバイル決済プラットフォームも同様なのですが、「支払い」に使うだけなら通信をする必要がないため利用することはできます。
こうして見てみると、キャッシュレス決済と一口にいっても、それぞれメリットデメリットがあるのがわかります。
なので、コード決済を利用している方は、クレジットカード決済や電子マネーを、クレジットカード決済や電子マネーをふだん利用している方は、コード決済も利用する、というように、利用方法もいくつか持っているほうが無難ですね。
そうすることで、ポイント二重取りといった恩恵を受けることもできるので、一石二鳥でもあり、お得です。
ちなみに、クレジットカードとコード決済を提携しているパターンでベストなのは、コード決済とクレジットカードの相性がよい組み合わせを選ぶこと、です。
例えば、「PayPay」なら PayPayカード(paypayの場合、他のカードの場合、還元対象外になってます)、「楽天ペイ」なら 楽天カード、「d払い」なら dカード、といった具合ですね。特に、「d払い」とdポイントカードとの組み合わせは、ポイント3重取りが可能なのでおすすめです。
ただ、キャッシュレス決済は、現金と違って、使っているという実感を伴わない決済方法。なので、家計簿アプリなどを使って、利用状況をマメにチェックするといいですね。