クレジットカード 海外事務手数料
クレジットカードの海外事務手数料が、最近、頻繁に引き上げられています。
海外事務手数料とは、外貨でクレジットカードを利用した際の手数料のこと。
海外事務手数料が上がっている理由としては、海外取引に伴うコスト増加が理由、と言われていますが、
実際には収益低下を補う目的もあるようです。
例えば、
三井住友カードではvisaとmastercardの手数料が2.2%から3.63%に、
アプラスカードではjcbが1.6%から3.85%に引き上げられます。
同じクレジットカード会社でも、国際ブランドによって手数料はさまざまなので、注意が必要です。
海外での利用時は、為替レートに手数料を加算して、請求額が決まります。
例えば、
国際ブランドの為替レートが仮に、1ドル=156円、海外事務手数料が3.85%の場合、
海外事務手数料は
100ドル×156円×3.85%=約600円
海外事務手数料が1.6%なら、
100ドル×156円×1.6%=約250円 になります。
100ドルの利用で約350円の差がつくのが、わかっていただしょうか?
海外事務手数料を抑える方法としては、手数料の安いクレカを利用する、というのも一つの手ですが、
おすすめなのは、sony bank wallet というデビットカード。
sony bank wallet は、利用すると即時ソニー銀行の口座から引き落とされるカード。
渡航前に預金の一部を外貨に両替しておくと、外貨のまま引き落とされます。
つまり、海外事務手数料が不要なんです。
ちなみに、sony bank wallet は、米ドル、ユーロなど日本円を含む11通貨に対応しています。
それ以外なら、海外事務手数料のかからないプリペイドカードが、おすすめです。
具体的には、jal global walletカードのmastercardブランド、revolutカード、idareI カードのvisaブランドが、それにあたります。
これらはプリペイドカードなので事前入金が必要。
ですが、海外事務手数料ゼロはありがたいてすよね。
海外で買い物というと、クレカを使う方が多いと思いますが、今、挙げたカードを上手に使って海外旅行を楽しんてくださいね。