ポイ活 確定申告
ポイ活で得たポイント、確定申告が必要なケースがあります。
すべて、ではないのですが、もらったポイントの種類によって、かかる税金の種類も変わってくるので、あとから追徴課税されないよう、確認しておいたほうがいいですね。
ポイ活で得たポイントが課税される場合、税務上の取り扱いは、一時所得か、雑所得、そして事業所得。
クレジットカードのポイントや国や自治体の施策で得たポイント(例えば、マイナポイント)などは、一時所得として、課税対象になるようです。
難しいのは、ポイントサイトで獲得したポイント。
この場合、一時所得または雑所得として課税されるのか、曖昧です。一般的には、懸賞のような臨時収入的なものは一時所得、ポイントサイトで得ているポイントが、継続しているものである場合、雑所得として課税されるケースが多いようです。同じような考え方で、不動産所得も雑所得として、課税されます。
似たようなケースでは、アフィリエイトで得たポイントも、雑所得または事業所得のどちらかで課税されるものになります。
アフィリエイトの場合、事業主として税務署に届けているのであれば事業所得。そうでない場合、雑所得として課税されるようです。
では、課税対象となる金額はいくらなのか。
一時所得の計算式は、
一時所得＝総収入金額－必要経費－特別控除額（最高50万円）
となります。
一時所得の課税対象となるのは、クレジットカードのポイントやポイントサイトで得た臨時収入。
なので、計算式にある必要経費は、ほぼ0といっていいと思います。
つまり、特別控除額の50万円を超える金額でなければ、課税対象にならないと言えそうですね。
雑所得の計算式は、
雑所得の金額＝雑所得の収入金額－必要経費
一般的な給与所得者の場合、という条件がありますが、給与以外の所得合計が年間20万円を超えなければ、確定申告をしなくても構わないので、年間のポイントの合計が20万円を越えないのであれば、確定申告は不要、ということになります。
ポイ活で得たポイント数によっては、確定申告が必要になる、という話でした。
ただ、上記の内容は、2023年9月時点での情報です。
実際に自分の獲得したポイントが、確定申告が必要なのかどうか。
迷いがあるのであれば、税理士に相談してみることをおすすめします。
