効率的な掃除機の使い方

2022年3月13日

掃除機も、使い方次第で、電気代の節約にもなりますし、時短にもなります。

今回は、そんな掃除機の上手な使い方を紹介します。


時短になる掃除の仕方

掃除機を使っている時、ヘッドを速く動かしたほうが掃除がはかどるし、効率的。

そう思っている方は多いのではないでしょうか。

かく言う私もその一人なのですが、実はそうではないんです。

掃除機のじんあい除去率を調べたデータ(カテエネ研究所)があるのですが、ヘッドをゆっくり動かすほうが、早く動かす場合よりじんあい除去率は12%高いそうです。

カテエネ研究所は、中部電力ミライズのカテエネ会員のページになるので、会員登録されてないと見られませんでした(スイマセン)

話を戻しますね。

掃除機はゆっくり動かしたほうがいい、と聞くと、掃除の時間が長くなるので、電気代もかかるため効率が悪いのでは、と思われるかもしれません。

それについても、シミュレーションしたデータ(じんあい除去率のデータの同じサイト)があるのですが、結論からいうと、答えはNO、です。つまり、ゆっくり動かしたほうが、時短にもなり、電気代も節約になります。

カテエネ研究所のシミュレーションの結果を見ると、普通に動かして3往復した場合と、ゆっくりと動かして1往復した場合の、じんあい除去率は、ほぼ同じ。そして、掃除の時間を比較すると、ゆっくり動かすほうが、掃除の時間としては1/2で済んだ、という結果が出ています。

なので、掃除機を使う時は、早く動かしたほうが、掃除をしている実感があるとは思いますが、ゆっくりと動かしたほうが、電気代も抑えられ、時短にもなる、というわけですね。


中部電力はじめる部


掃除機 おすすめ

では、どんな掃除機が、じんあい除去率が高い掃除機なのか。

スティック型サイクロン式、スティック型紙パック式、キャニスター型サイクロン式、キャニスター型紙パック式を比較したデータによると、キャニスター型サイクロン式(コンセント型)という結果が出ていますね。

では、消費電力は、というと、充電式スティック型のほうが、コンセント式キャニスター型よりも約6割少ないようです。

掃除する場所が、じゅうたんか、畳やフローリングかによって、掃除機の強弱のモード設定を変えていると思います。

畳やフローリングの場合、弱の設定でも、充分掃除の効果はありますが、じゅうたんの場合は、強でしっかりと掃除機をかけたほうがいいようです。

掃除機を選ぶ場合、電気代を重視するなら、充電式スティック型、しっかりと掃除をしたいというのであれば、コンセント式キャニスター型がおすすめ、といえますね。