節約してはいけない出費

私自身、節約というキーワードで記事を書いているので、節約してはいけない出費というのは真反対のキーワードです。

しかし、節約する目的が何か?と考えると、削ってはいけない出費というのは、確かにあります。

それは、

交際費
教育費
健康維持費

の3つです。

見方を変えると、これらはお金では得られないモノともいえます。

ひとつひとつ簡単に解説していきますね。

まず、交際費。

人との交流を通じて得られる人間関係は、お金を払うことで得られるものではありません。かといって、誘いがあればどんな場合でもつきあう、というのでは、いくらお金と時間があっても足りなくなってしまいます。

なので、交際費を節約すべきではない、と一口にいっても、それは相手によるのかな、と思っています。

つまり、この人とは仲良くしておきたい、と思う相手なら、交際費は節約すべきでない。そう思います。

人生は一度きりです。そして時間は有限です。なら、どうせ使うなら、時間もお金も有用に使うほうがいいのではないでしょうか?

ハーバード大学の心理学者、ロバート・ウォールディンガーによれば、「良い人間関係」を持つ人ほど長生きで、健康で、記憶力も良い、といっています。(科学が解明した「節約で削ってはいけない」3つの出費 より引用)

つまり、交際費を節約しないことでよい人間関係を持つことは、いい意味で副作用があるわけですね。

 


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次に教育費。

これは経済的な理由で、節約という次元の話ではないかもしれません。

ここで言いたいのは、教育にはお金をかけたほうがいい、ということです。

なぜか?

専門誌「証券アナリストジャーナル」に掲載された論文によると、研究開発に積極的な会社ほど業績の伸びが早い傾向が見られた、という話があります。(科学が解明した「節約で削ってはいけない」3つの出費 より引用)


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でも、塾に通うほどのお金をかける余裕はない。(塾って、結構高いですしね)

そういう方もいると思います。

そういう場合、図書館を徹底的に利用すればいいと思います。

テスラのイーロン・マスクさんは、学生の頃、図書館の本を片っ端から読んだそうです。学校の図書館ですから、百科事典のような本もあります。しかし、マスクさんは、最終的には、図書館の本をすべて(辞典も)読んでしまったそうです。

それが今のマスクさんの姿になっていると思えば、図書館を使い倒すことで、十分勉強はできると思います。

 

 

最後は、健康維持費。

節約することで、手元に残るお金が増えても、不健康になってしまっては、元も子もないです。

なかでも、睡眠と運動。

科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に掲載された論文によると、睡眠不足な人は貯金が減る傾向があるという記述もあります。また、厚生労働省の調査では、「運動習慣がある人ほど収入が多い!」なんて結果も見られています。(科学が解明した「節約で削ってはいけない」3つの出費 より引用)

 


【ファディー】

 

以上、節約をしてはいけない出費を紹介しました。

つい、何でもかんでも節約すればいい、と考えてしまいがち。

ですが、節約は、幸せになるための手段であって、目的ではありません。

そう考えると、節約すべきモノと、節約すべきでないモノ。それを、しっかりと見極めることが大事ですね。

少しでも、参考になる部分があれば、幸いです。