電気料金プラン おすすめ

昨今の電気料金の値上げは、電気料金の燃料費調整額が市場連動型になっていることによることの影響もあるので、市場連動型ではない電力会社を選んだほうがいい。そう思ってました。

しかし、今は、市場連動型以外にもチェックしたほうがいい点があるようです。

それは、「従量電灯」というプランを選ぶこと。

というのも、そのプランであれば、燃料費調整額の上限があるから、です。

燃料調整費というのは、電気料金の中の一つなのですが、これ「も」電気料金の値上げに大きく影響しています。

既存の電力会社(東京電力や関西電力、中部電力)といった大手電力会社と契約しているから大丈夫。そう思っている方もいるもしれません。

しかし、それらの電力会社でも、燃料調整費額の上限がない、もしくは、上限を撤廃することが発表されています。

具体的に書くと、東京電力の「スタンダードS/L」「夜トクプラン」など、関西電力の「なっトクでんき」「eおとくプラン」などは、すでに上限がありません。(関西電力 燃料費調整制度について 参照)

ちなみに、東京電力 スタンダードプラン(関東エリア)を読むと、このように書いてあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当社の新しい料金プラン(スタンダードプランや電化上手などの電気需給約款[低圧]にもとづく料金プラン)は、各エリアの従来の料金プラン(従量電灯などの特定小売供給約款等にもとづく料金プラン)と、通常、燃料費調整額が基本的に同水準になるように設定しておりますが、従来の料金プランには加算される変動幅に上限がある一方、当社の新しい料金プランにおいては上限がありませんので、燃料価格が高騰した場合には、当社の新しい料金プランの方が燃料費調整額が高くなる可能性があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
つまり、新規のスタンダードプランでは、上限がないということですね。

では、他の大手電力会社に変えればいいか、というと、そうもいかないようです。

というのも、四国電力は11月から、北海道電力・東北電力・中部電力は12月から、低圧の自由料金プランで上限撤廃が発表されています。

北海道電力 燃料費調整制度

東北電力 燃料費調整制度に係るご契約条件の見直しについて

中部電力 個人(低圧)のお客さま

四国電力 規制料金の値上げ申請について

 

なので、既存の大手電力会社であっても、一度自分の契約している電力会社との契約が、どのプランになっているか確認しておくといいですね。

 


【エコ×エネの相談窓口】