老後資金 見直し その2

老後資金の見直しのその2です。

前回は、住宅にかかる費用についてでしたので、今回は生命保険、通信費についてです。

 

まず、生命保険について。

老後の生活での収入は、基本的に年金。なので、生命保険の内容を見直すのはもちろんですが、それ以外でチェックしておくといいのが支払い方法。

現役で働いていた時は、月々の給料といった収入があったのでいいのですが、年金は2ヶ月に一回。なので、支払い方法が毎月だったりすると、支払いに困る可能性も出てきます。なので、生命保険の支払が負担にならないか、支払い方法はチェックしておくといいですね。

また、生命保険の支払いが困難な場合、思い切って生命保険を変えるということも出てくるかもしれません。

その場合は、高齢者向けの生命保険を選ぶ、ということになるのですが、そういった生命保険は、加入条件や保険料、保障内容などが保険会社によって、差があります。

そのため、複数の保険会社を比較することが必要になってきます。また、自分の健康状態や生活スタイルなどを考え、できれば保険のプロの方に相談しながら、自分にあった保険プランを選ぶといいですね。

 

次は、通信費の見直しについて、です。

スマートフォンを持っている場合は、通信費を見直しをしたほうがいいですね。ガラケーと違い、スマートフォンを使いこなせる人がいる一方で、あまり使いこなせてない、という方も少なからずいます。特に、高齢になると、スマホの機能をフルに使いこなすことは難しくなってくると思うので、そういった意味でも、一度スマホの料金プランを見直すことは大切です。

料金プランを見直しときは、まずは、自分の使い方に合ったプランかどうかを確認します。ほとんどインターネットを使わないのに、データ通信使い放題や通信量が多いデータプランを契約しているともったいないですよね。

また、今は、無料でメッセージのやり取りや通話ができるアプリ(lineなど)もあるので、wifiの環境があればさほど通信量は必要ないと思います。なので、自分の使い方に合ったプランに変更するといいですね。

 

高齢の方が、新たな料金プランを選ぶときのポイントは、以下の6つですね。

1、 シンプルで使いやすいプラン: 高齢者にとって、複雑な料金プランやオプションは避けた方が良いですね。料金プランはシンプルでわかりやすく、使いやすいものを選ぶといいですね。

2,データ容量の調整: 先ほど書いた内容と重複しますが、高齢者の場合、データ使用量が大きくなることは少ないため、適切なデータ容量を持つプランを選ぶことが重要です。余計なデータ容量を契約することなく、必要最低限の容量で運用できるプランを選ぶと経済的ですし、請求金額を見てビックリすることがないので、安心です。

3、定額制プラン: 高齢者にとって、おすすめなのは定額制のプラン。定額制なら、予想外の通話料やデータ使用料を心配することなく、安定した料金を支払うことができます。

4、家族向けプラン: これは、家族と一緒に契約する場合になりますが、家族向けプランに入れるのであれば、その方がお得です。複数の端末をまとめて契約することで、割引や共有データプランを利用できる場合がありますし、契約内容を家族にチェックしてもらうこともできるので、ダブルで安心です。

5,ローミングサービス: 頻繁に国内外を旅行するのであれば、ローミングサービスが必要です。その場合、国内外での通話やデータ利用において、追加費用がかからないプランを選びましょう。

6,サポート体制: 高齢者にとっては、サポートは重要です。トラブルが発生した際に、店舗に行くのが簡単にできないこともある高齢者にとって、電話やオンラインという、自宅でサポートが受けられる通信事業者を選ぶと安心です。

これらのポイントを考慮しながら、高齢者に合った使いやすい料金プランを選ぶといいですね。少しでも参考になる点があれば、幸いです。